さし芽(命をつなぐ活動)

活動の様子メイン

みなさまいつもありがとうございます。

 

今日は雨でしたが、4・5歳児クラスは玄関先で園芸作業をしました。

シバザクラとナデシコを「さし芽」する作業です。

 

 

「このお花はシバザクラと言います。シバザクラの”根っこ”はどこにあるか分かる?」と僕が聞くと、「土の中~。」と答える子どもたち。

「その”根っこ”で何をしているか知ってる?」と聞くと、「水を吸ったりするんでしょ。」とTくん。よく分かっています。

「もし、お花を切ったりして、根っこがなかったらどうなっちゃうかな?」と聞くと、「枯れちゃう~。」と子どもたち。ちゃんと分かっています。

 

「でもね、こんな風に(上の写真のように)、太くて元気な芽の部分をハサミで切って土にさすと、下の部分から根っこが生えてきて、枯れないで育てることができるんだよ。」

「一株のお花を、たくさんに増やすことができるんだよ。すごいと思わない?」

「勿論、うまく育たない場合もあるんだけどね。でも、春の今の時期は「さし芽」が成功しやすい時期だし、直射日光に当てたりしないで管理すれば、半分以上はうまく育つと思うよ。みんなでやってみようよ。」

子どもたちの目が輝いてきました。

 

(↑ハサミで先端部を切った後、下部の葉っぱを落として、挿し穂をつくります。)

(↑さし穂を傷めないように、つまようじで事前に穴を開けておいて…)

(↑さし穂を差し込みます。)

(↑根元を押さえて、土とさし穂を密着させます。)

 

(↑ナデシコも同様に作業します。)

(↑「おおきくな~れ!」とみんなで唱えながら。)

 

「さし芽」、作業自体は”切ってさす”という単純なものです。

ですが、”命をつなぐ”という意味で、とても尊く・神聖な活動に感じられます。

命がつながっていく経過を、みんなで見守っていきたいです。

 

お読みいただきありがとうございます。

(↑1~3歳児クラスの活動の様子)

〈給食〉

・五分つきごはん ・厚揚げとまいたけの煮物 ・さつま汁(さつまいも・豚小間肉・大根・玉ねぎ・しめじ)

〈おやつ〉

・きなことごままぶしおにぎり

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