1つひとつ、たしかめるように遊ぶ

活動の様子メイン

みなさまいつもありがとうございます。

今日は大町自然観察園へお出かけをしました。写真の”川のゾーン”で過ごしました。

 

 

上の写真、川を流れる葉っぱを撮ったもの。

現地ではそれぞれが思い思いに過ごしましたが、僕は4・5歳児クラスの希望者とゆるく”葉っぱ流し競争”をしました。

自分で選んだお気に入りの葉っぱ(舟)が、川面を流れていく。流れる葉っぱを追いかけて歩きながら、葉っぱに「速く進め!」と念をとばしてみたり。

シンプルな遊びですが、そこにロマンがあったりします(笑)。

 

昨日の”じゃんけんグリコ”もそうでしたが、子どもたちの葉っぱ流しの経験値は、まだまだこれから。

(上の写真だと)川の奥側の流れが速そうで、最初の葉っぱの投入位置で有利/不利が変わりそう。

そんなことを軽くアドバイスをしながらゲームを進めますが、競争としては毎回のように僕が勝ってしまいます…。気持ちとしては、子どもたちに勝たせて面白さを伝えたいのですが…。

 

僕の葉っぱのゴール後、上流に視線を戻すと、5歳児クラスSくんとNちゃん、まだスタート地点にいました。

スタート直後に葉っぱが”淀みゾーン”で停滞して動かなくなってしまったみたい。

「そんな時は、手で葉っぱを動かしていいよ。」とSくんに伝えると、「手じゃ届かないよ…。」とSくん。「じゃあ、枝を探して、葉っぱをつついてみれば?」とアドバイスをしてみたり。

 

Nちゃんが枝で葉っぱをつつくと、葉っぱは動き出しました。ですが、”淀みゾーン”の中で、葉っぱは逆走方向に進み出しました…。

「葉っぱ、戻っちゃったね…。」なんて話していると、やがて葉っぱは流れに乗って進みだしました。

ゆっくりゆっくり進んでいくNちゃんの葉っぱ。歩きながらそれを見守るNちゃん。そして、ついに、ゴールラインを越えました。

「Nちゃん、ゴールだね!」、やや大げさに声をかける僕。

するとNちゃん、静かに拍手をして喜びを表現しました。その拍手は自分自身に向けられたもの。静かで、そして尊い。

1つひとつ、たしかめるように遊ぶ彼女の姿、素敵だと思いました。

 

お読みいただきありがとうございます。

〈給食〉

・五分つきごはん ・厚揚げと新玉ねぎのそぼろ炒め ・油あげと大根のおみそ汁

〈おやつ〉

・コーンおにぎり

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