みなさまいつもありがとうございます。
先日の記事で触れていましたが、「”選ばれてしまう園”であるために」をテーマに、職員さんたちと(ブレインストーミング的に)話す試みを、本日の終業後に行いました。場所はファミレス。
参加したのは、M先生・K先生と僕。今年度の保育チームのメインとなるメンバーです。
この記事では、その様子について書きます。
まずは事前の取り決め。
こういったテーマで話をすると、例えば「インスタをもっと充実させよう」みたいな、告知手段系の話に終始してしまいがちに思えます。だとすると、話が限定的になりやすいですし、それは避けたいと思いました。
また、何らかのアイデアを出すことをゴールとすると、やはり話が手段系に行きがちに思えます。
なので、「”アイデアが出ること”はゴールにしないようにしよう。それぞれが自由に話す中で、互いの感覚を理解し合うことを何より大切にしよう。ブレストだし、話の脱線もOKね。」、そんな申し合わせをしてスタートです。
そうした申し合わせがあったからでもあるのでしょうが、話す内容が手段系(「やり方」)のものというより、「あり方」系のものがメインになるのも、ひだまりならではだと思います。
たとえば、「職員が心身ともに余裕を持って過ごせていないと、新入園の受け入れ態勢も整わないよね。結局、1人ひとりが”ご機嫌さん”である必要があるんだよね。”ご機嫌さん”であるためには・・・」、みたいな話とか。
「朝夕の送り迎えの時には、父母とより深いコミュニケーションをしたいよね。そのためには、まずは勇気を持って自分自身を晒す必要があるだろうし、当たり前だけど相手に興味を持つ必要があるよね。」、みたいな話とか。
「(前述のブログ記事にもありますが)今は決して悲観する状況ではなくて、”いい流れ”が来ていると思うんだよね~。”何かが足りないこと”を前提に発想する必要はないように思うし、そうしないことが大切だと思うんだよね。そしてこんな時こそ、愚直に色々と整えたいよね。」、みたいな話とか。
自分のことも・相手のことも大切にしながら、こうした場を共有する。すると、全員のエネルギーが上がってくるのを感じます。
集団瞑想とはちょっと違うけれど、実際、みんなのエネルギーが上がります。話し合いも、より愛や調和に溢れたものになっていきます。それも、こうした場ならではの効果だと思います。
互いの感覚を理解し合う中で、それぞれの得意分野や苦手分野についての理解も深まってきます。
「自分はここが苦手だから、そこはよろしくね。」、みたいな会話がされたりとか。得意領域が違って本当によかったと自然に思えてきたり。
僕たちはチームで仕事をしています。個性が違うメンバーの集まりに、より高い可能性を感じます。
そして、僕たち3人には共通の特長もあることが分かりました。
それは、「自分を知ってもらうために、自分の感覚・感情などを積極的に晒して構わない」と考えていること。
晒すと言っても、勿論限度はあるでしょうが。また、その対象が”不特定多数”なのか、”ひだまりコミュニティ内”なのかによっても、その内容は変わってくるでしょうが。
ともかく、自分を晒すことへの心のブロックが少ないことが、今年度のチームの特長に思えました。僕としては、とてもとてもやり易いです。
それぞれが、ひだまりへの熱い想いを語ります。お酒も飲まずに、ドリンクバーで(笑)。
それぞれがこうした場の意義を感じていて、参加を厭わないのも特長かも。
今年度のチームもなかなかだと思いました。僕もこれからが本当に楽しみ。
今回触れなかった手段系のことも、必要なものは1つひとつ整えていきますよ。
お読みいただきありがとうございます。
(↑馬のオブジェに登った、3歳児クラスNちゃん。貝柄山公園にて。)
(↑小さな馬の耳の上に立って、そこから大きな馬に乗り移ります。)
(↑乗り移りの瞬間は、大きい馬に向けて”体を投げ出すような動き”が必要になります。これがけっこう怖いです。)
〈給食〉
・五分つきごはん ・豆腐ときのこの煮物 ・さつまいもと玉ねぎのおみそ汁 ・きんぴらごぼう
〈おやつ〉
・こんぶとおかかおにぎり
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