Hくん、今だけの絶妙なバランスの貴重キャラ(?)

感覚・感情メイン

みなさまいつもありがとうございます。

(↑行田公園の木陰で遊んでいます。)

《入園説明会(要予約)》
 2024年7月27日(土)の9時半から・9月7日(土)の9時から、開催いたします。
 詳しくはこちらをご覧ください。

〈僕の連絡ノートの記述より〉

4歳児クラスHくんが「何かのタマゴ、見つけた!」と持ってきたのは、何かの実なのですが、表面がタマゴの様な模様をしています。

最近のHくんは、独自の遊びを楽しそうにするので、周りも思わずやりたくなってしまうことも。

4歳児クラスや3歳児クラスが(Hくんに追随して)タマゴ探しをしたり・・・ (後略)

話は変わりますが、先日、園内の自由遊びでこんなことがありました。

 

4・5歳児クラスの子たちがごっこ遊びをしていたのですが、それに参加中のHくんがプンプンしながら言いました。「もう、このごっこ、やめる! 面白くないから! Hね、ひとりでごっこをやりたいの!」 そして、ひとり遊びへと移行していきました。

はっきりとした物言いが印象に残りました。そして、集団遊びからの離脱についても自信たっぷりなところも(笑)。

 

Hくんが抜けた後のごっこ遊び、まもなく自然崩壊していきました。この記事にも書きましたが、今の4・5歳児クラス、集団遊びを楽しむ力が、学年全体としてはまだまだ未熟な面もあって。

ひとり遊びのHくんの方はどうかと言えば、本当に楽しそう。Hくんからは、わくわくエネルギーが周りに放たれています。

ごっこ遊びが崩壊してやることがなくなった4・5歳児クラスの子たち、Hくんのわくわく感に惹かれたのか、「い~れ~て!」と彼の遊びに加わろうとしていました。

「自分たちの輪から、無下に抜けていった子の遊びにすり寄るなんて、恥ずかしくないの? 遊びの矜持はないの?」、と大人の論理的に思ってしまう僕(笑)。ですが勿論、子どもの世界にそこまで面倒なしがらみはありません。

「い~れ~て!」に対して、Hくんも「いいよ!」と快く受け入れていました。屈託なく受け入れられるところ、素敵に感じました。

 

ですが・・・

自分発の遊びにみんなを受け入れてみると、Hくんにとっては楽しくなかったみたいです。

そして、あのセリフが繰り返されるのです。

「もう、このごっこ、やめる! 面白くないから! Hね、ひとりでごっこをやりたいの!」(笑)

 

話はここでは終わりません。

やっぱり、Hくんが抜けた後のごっこ遊びは自然崩壊(笑)。そしてやっぱり、ひとりで遊ぶHくんは楽しそうで。またまたあのセリフも繰り返されるのです。

「い~れ~て!」(笑) 「いいよ!」(笑)

そしてそして・・・

「もう、このごっこ、やめる! 面白くないから! Hね、ひとりでごっこをやりたいの!」(笑)

 

コントかと思いましたが、実話です(笑)。

それも彼らの姿ではあるのですが、さすがに「みんな、節操を持とうよ!」と突っ込みたくなりました。

 

 

そんな感じで、4・5歳児クラスの集団遊び、まだまだ未熟な面もあります。(勿論、4.5歳児クラスらしい、お兄さん・お姉さんな一面もあります。)

そんな中で今のHくん、なかなかの貴重キャラ(?)に思えたりします。

自分の気持ちをハッキリと言う。集団に擦り寄ろうとしない。自分の遊びに貪欲。でも、周りを拒絶することなく受け入れることもできる。

Hくん自身がもうちょっと成長すると、この絶妙なバランスは多分崩れてしまうように思います。それだけに、今だけの輝きや愛おしさを感じるなぁ。

 

お読みいただきありがとうございます。

(↑インゲンが収穫期に入りました。インゲンは豊作、これからしばらく大量にとれそうです。)

〈給食〉

・コーンごはん ・ブロッコリーの白和え(ミニトマト添え) ・天の川スープ(そうめん・合びき肉・玉ねぎ・にんじん・オクラ・わかめ)

〈おやつ〉

・お誕生日パンケーキ

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