「ちょうどいい遊び」、園庭鬼ごっこ

活動の様子メイン

みなさまいつもありがとうございます。

(↑にんじんを収穫して、給食でいただきました。)

(↑泥を落としているところ。)

(↑こちらは、白菜の収穫。)

 

上の写真、園庭を入り乱れるようにして走りまわる子どもたちの様子を写しました。

多くの子が「鬼ごっこ」をしています。

 

「鬼ごっこ」と言っても、通常の”かわり鬼(タッチされた人が鬼になる)”とはルールが少し違っています。

最初に鬼を1~3人決めておいて、その他の子は逃げ回ります。一度タッチされるとアウトで、待機場所で観戦をします。全員が捕まるとゲーム終了、という”救出なしのどろけい”みたいなゲームをやっています。

 

園庭という広すぎないフィールドと、上記のルール設定のバランスが絶妙だと感心しています。

走力が異なる2~5歳児クラスの子たちが参加していますが、誰が参加しても一定以上楽しめるのです。

通常のかわり鬼では、下級生が鬼をやるとゲームが停滞しがちです。ですが、複数の下級生が鬼をやれば、広すぎない園庭では上級生を追い込むことも可能。一番速い子でも偶発的に捕まったりもします。

走力にアドバンテージがある上級生も、広すぎない園庭を逃げるには、常に走り続けている必要があります。ステップでかわすにしても体力を消耗し、いい感じに疲れるのです。そして、いつかは力尽きる(笑)。

それぞれのレベルに応じて動き回れて・疲れて、ちょうどいいぐらいの時間で1ゲームが終了する。誰が入っても、場を乱すことが少ない。ダレにくく、みんなの満足感も高い。

N先生プロデュース。「なかなかやるな。」、と思っています(笑)。

 

ところで、昨年度・一昨年度の園庭を振り返ってみると、一世を風靡した遊びは「Sケン(エスケン)」でした。(エスケンについて書いた記事:以前のブログで開くのに時間がかかります)

卒園などで毎年メンバーは変わりますので、その都度「ちょうどいい遊び」は変わっていきます。今年度の園庭でSケンが盛り上がるイメージはあまりないかな。

でも、それでいいのです。その時々の「ちょうどいい遊び」をやればいい。そうした環境設定も、保育者の腕の見せ所のひとつです。

 

お読みいただきありがとうございます。

〈給食〉

・五分つきごはん ・豆腐とえのき・ねぎの煮物 ・キャベツのおみそ汁 ・にんじんのごま和え
*にんじんは畑で収穫

〈おやつ〉

・枝豆ごはんのおにぎり

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