千葉県市川市の『ひだまりおやこ園』のホームページです。


元々、ゲストハウス(友人・知人を招いて過ごす)として立てられた 大きな一軒家の園舎に15~25人程の異年齢の子どもたちが 大きな家族のように 日々を送っています。

開園は2008年。おかげさまで16周年を迎えました。最寄り駅は JR武蔵野線の 船橋法典駅・市川大野駅。

「森のようちえん全国ネットワーク」の会員団体です。

 

住所 :千葉県市川市柏井町2-75-2
電話 :047-338-1706
メール:genki@hidamarihoiku.sakura.ne.jp


 インスタグラム、はじめました。(2023年11月)

 

園長ごあいさつ

教育方針イメージ

【『自己肯定感を育む』をテーマに、『大人も子どもも主役』な『まあるいコミュニティ』を目指しています。】

 

初めまして、園長の佐田淳一です。この度はひだまりのホームページを訪れていただき、ありがとうございます。


突然ですが、僕が園の運営にあたって意識しているのは、「僕自身の気持ちに正直にありたい」・「ありのままの僕にOKを出したい」ということです。

究極、これだけです(笑)。



これは僕の実体験ですが、僕が自分を大切にすればするほど、周りの人たちのことも大切にできるようになっていきました。

「大切」というのは、(ジャッジをすることなく)ありのままを素敵だと思えるという意味で。

子どもも・お母さまやお父さまも、職員さんも…みんな素敵。もちろん、僕も素敵。そんな感覚に心地良さを覚えています。


そして、僕が周りの人たちを大切にすると、周りの人たちも僕のことを大切にしてくれるようになっていきました。

お互いがお互いを大切にする。僕はひだまりを、そんな風に愛が循環する場所にしていきたいのです。



そのためには、それぞれが「自分自身を大切にする」ことがスタートとなります。言い方を変えると『自己肯定感を育む』ことが。大人も子どもも。

それぞれが自己肯定感を育みながら、自分らしく生きる。『大人も子どもも主役』であることを目指しています。


ところで、『大人も子どもも主役』を目指すひだまりには、従来の「ピラミッド型の組織」はふさわしくありません。

僕はひだまりの園長であり、全体の舵取り役ではあります。ですが、それは1つの役割に過ぎません。

関わる人それぞれが尊重され、上も下もなく円を描くようにつながっていく。それを『まあるいコミュニティ』と表現していますが、ひだまりはそうありたいのです。


コロナ禍の数年間では社会に不安がはびこり、多くの人々の心は揺さぶられたのではないでしょうか。

今は一応の落ち着きは見せていますが、それでも戦争や食料問題、気象変動や災害、様々な制度改悪など将来が不透明な要素はたくさんあるように思えます。

社会がどんなに不安定になったとしても、信頼関係に基づいて付き合い、助け合っていける。ひだまりはそんなコミュニティでありたいのです。

愛と調和の感覚でつながっていけるコミュニティでありたいのです。

お子さまの卒園後も、人生を豊かに歩んでいく「仲間」としてつながっていけるコミュニティでありたいのです。

そんな環境の中で大人も子どもも育ち合ったら、素敵だと思いませんか?



「つながる」・「コミュニティ」と言っても、上辺で仲良くしようとする必要はありません。また、互いの価値観を押し付け合うような関係も目指してはいません。

まずは、それぞれが自分自身を大切にする。その延長で相手のことも大切にする。そうした感覚が循環していけば、自然な形で信頼関係が育まれていくと思います。そんな関係づくりを目指しています。

相手との距離感は自分が心地いい範疇で。「自分を大切に」ってそういうことでもありますよね。

僕自身、(みんなでワイワイというよりも)ひとりで自分の世界に没頭したい時も多いです。今のままのあなたで大丈夫ですよ。



ひだまりは「保育サービスを提供」する場であるのですが、一般的な認可保育園や幼稚園などとは目指すところ(意識をしているところ)が少し違うと思っています。


ひだまりの感覚に共感いただける方とご縁を紡いでいきたいと考えております。

 


話は少し変わりますが、大きな園に入園すれば、毎年担当の先生は変わることが多いでしょう。

その点、ひだまりは小さな園ですが、同じ職員体制で入園から卒園まで日々を過ごしていけることも強みだと思っています。

職員体制も数年の単位では少しづつ変わってはいくのですが、入れ替わりがあったとしても、僕がひだまりの感覚に合う方を責任をもって採用しております。

また、園長佐田も「いち保育者」として、基本ずっと現場に入っています。これは開園以来ずっと変わらず。なので、ここで書いてあるようなことが自然に日々の保育に反映されています。


そして、卒園後も関係は続いていきます。

大人も子どももOBお泊り会」では、卒園児もその父母も卒園職員さんも一緒に過ごしました。不定期に土曜の晩に開催するお茶会「雑談会」にも自由に参加していただけます。

年に数回ある「山登りイベント」に参加するのもいいですし、そうでなくても個人的にやり取りをしている父母もたくさんいます。

第1期卒園のKちゃんは、高校生になった今でも、イベントとは別に年に5~6数回は園に遊びに来たりもしています。


入園から卒園までは、毎日のやり取りの中で互いの関係を深めていく。卒園後も、お子さまの成長を一緒に見守らせていただきながら、互いの人生を尊敬し合う・応援し合うような関係が自然と続いていく。

そんな風になれたら、とても幸せなことに思えます。

僕や、素敵なお母さま・お父さま方、職員さんたちとつながっていただければと思っております。


お読みいただきありがとうございます。(2023年7月2日記)



2024年注目ブログ記事


【”園長ごあいさつ”に共感いただけた方には、ブログの方もお読みいただきたいです。関係者(保護者・職員さん)にお勧め記事を選んでもらいました。】


標題の通りですが、ここまでお読みいただいて「ひだまりの事をもっと知りたい」と思われた方には、ブログもお読みいただきたいです。

ですが、ブログは毎日更新のため記事数が多く、どこから読み始めたらいいのか分からないかも知れません。

そこで、まずは代表的な記事をいくつかピックアップしてご紹介すべく、関係者からお勧めの記事を募集しました。


ところが、僕の思惑は見事に外れてしまいました。

関係者から重複して選ばれた記事を”代表的な記事”とするつもりだったのですが、実際に募集をしてみると、関係者のそれぞれが、まったく違う記事を選んだのです。

選ばれた23記事の内、重複があったのは1記事だけ。重複と言っても、たった2票の重複。

これでは”代表的な記事”など、選ぶことはできません。むしろ、関係者がまったく違う記事を選んだこと自体を訴求したいと思うようになりました(笑)。


この状況は、「ひだまりコミュニティに様々な感性の方が集まっていることの現れ」だと思っています。

統制されていないから・それぞれが自分の感性を大切にしているからこその結果、だと思っています。

「ひだまりの保護者・職員はこうでなければならない」みたいなことも一切ないことも伝わりますでしょうか。

「構える必要はありませんので、ありのままのあなたで、ひだまりにおいでください」、そんなメッセージをお伝えしたくなりました。


ということで、23記事を日付の新しい順にすべてご紹介することといたします。

関係者の紹介コメントもそのまま掲載しますので、まずはこの中で気になったものを数記事、お読みいただけたら幸いです。

もしそれで面白いと感じましたら、そのまま読み進めていただけたらと思っております。(2025年1月5日記)



【10月15日:自由な中でもまとまり感もある素敵な時間(鎌ケ谷市民の森)】
(直観でこの日のブログの写真が、THEひだまり感ある!と思いました。タイトル通り自由で、でもそばにいる、一緒に過ごしている空気、まとまり感。泣いている子笑っている子かたまってる子飛んでいる子、いろいろ、好きです。)

【9月27日:Fちゃんの”生きとし生けるもの”へのリスペクト】
(読み終えたあと、じんわりとあたたかな余韻が残りました。彼女の、またこどもの尊さになんとも胸をうたれる記事でした。)

【9月18日:『あり方』と『やり方』のはなし(まずは『あり方』の感覚を共有する)】
(ひだまりのひだまりたる所以であり、大切にしている部分を表している記事だと思います。保育も個人の生活も、あり方が何よりも大切と、日々を過ごす中で感じます。)

【9月12日:もう楽にしてあげようか】
(ひとつひとつのことに大切に向き合っている先生と過ごせるひだまりでの時間は、こどもたちの心の豊かな土台になっていくのだと思うと感謝とともにあたたかい気持ちになります)

【9月10日:”まぁるいコミュニティ”は「心のつながり」】
(ひだまりにいると子どもだけじゃなくて、親である私自身も受け入れてもらっている安心感があり、ありのままの自分でいられます。ひだまりに入園してから、自分のやりたい!が形にできています。それは自分の気持ちを受け入れてあげられるようになったから。こどものためにひだまりに入園したけど、私自身も大きく変われました。)

【9月7日:こういう想いのやりとりが小さな波紋として広がっていくんだろうなー(第2回入園説明会)】
(ひだまりの入園説明会は唯一無二で賞)

【9月5日:気持ちをむき出しにして向かってくる子も、好きだなぁ】
(先生方が子どもたちに向き合って、一人一人に愛をもって接してくれているんだな…と感じられます。)

【8月20日:集団への親和性が高い。一番を主張しなくてもいい。】
(心打たれた記事です。ひだまりで過ごすことによって育まれた自己肯定の感覚が、どのように表れているのか知ることができました。)

【8月2日:”自己肯定感って自分で上げるのかな、上げてもらうのかな”】
(幼少期の大切さについてじんわり感じる)

【8月1日:まぁるいコミュニティの中で、気付いたら、だんだん・だいたい整っている】
(周りの人と思い合って、自分の身の周りも整えて、いつのまにかまわっていく、おかげさまという感覚のありがたさ、素敵なものだな~と感じます。みんなそれぞれ色んな動きをしているけれど、何だかうまくかみあっていく感じがコミュニティの素敵なところの一つですね。)

【7月12日:後天的な感覚の育みにも、”凄み”を感じている僕】
(気持ちが沈んだ時や疲れたときに読みたい記事です。日常の大切さを改めて感じられます。)
(先生方の素敵な感性は、ひだまりのあの雰囲気をつくるのに大切だなーと思います。先生方と親子で関われること、幸せに思います。)

【6月26日:”みんなの弟”Iくんを、お兄さん・お姉さんたちが見守って】
(読んでいて心がほっこりする記事です。自然と子どもたちの中で助け合いが生まれることや、異年齢でのひだまりならではの素敵さ、子どもたちの心の尊さを感じることができます。)

【6月11日:ゲームは負けるもの(笑)】
(自然とまぁるいコミュニティの事例を知れ、自らもこれからその一員となる気持ちになれた記事でした。)

【6月6日:お母さまの”ダイナミックな遊び”+”きめ細かいフォロー” = みんな満足な保育・給食参観】
(お母さんたちもこんなに楽しんで保育参加している園は、他にはないと思います。まさに、子どもも大人も主役!)

【5月14日:豪快な遊びっぷりにほっこり(落ち葉たっぷりの斜面にて)】
(斜面のぼりをさせてほしくて入園したと言っても過言ではないぐらい、当時も斜面登りのブログに釘付けになりました。全身、全力で遊ぶひだまりっこらしさが記事から伝わります。)

【5月6日:”ありがたい”・”お陰さま”は当たり前として、「楽しかった!」(園の草刈りイベント)】
(みんなで集まる楽しさという点ではひだまりキャンプやホタル鑑賞と同じですが、心を合わせて一つのことに取り組むことならではの居心地の良さや満足感がありました。心で動くことで自然とエネルギーが上がっていく感覚があり、周りの人や周りの事に対しても自然と大切に思う気持ちを思い出させてもらえる日でした。まぁるいコミュニティのひだまりらしさを感じます。)

【5月2日:終業後のファミレスで想いを語り合う】
(先生方の素敵な感性は、ひだまりのあの雰囲気をつくるのに大切だなーと思います。先生方と親子で関われること、幸せに思います。)

【4月4日:考え続けられること自体が幸せ】
(先生方の素敵な感性は、ひだまりのあの雰囲気をつくるのに大切だなーと思います。先生方と親子で関われること、幸せに思います。)

【3月20日:メリハリを保ちながら、卒園児が自分を出してくれたように思う(卒園式)】
(卒園児のみなさんがかっこいいです。我が子もこんな風に人生初の節目である卒園式を迎えられたらいいなぁ、と思いながら読んだ記事です。)

【3月11日:卒園”作業”:畑とその周辺を整える】
(前例やものにこだわらず、ことの本質をとらえて、こどもたちの1人1人の個性を見極めながら、保育をしている日々が伝わります。)

【2月29日:1つひとつこなすことを大切に】
(″目の前の幸せ″を感じるコツが掴める)

【2月20日:それが子どもだよな。愛おしいな。(水仙事件)】
(子どもの存在、彼らの持つまっすぐな本質について考えさせられるな~、良くも悪くもまっすぐで、すべてひっくるめてまぶしい存在だよあ~と思います。時たま、この水仙事件のような大惨事も起きたりしますが、様々がんじがらめになってしまいがちな大人と違って無垢だな~と「愛おしいな。」に共感です。)

【1月17日:「寝かしつけ」について】
(寝ない我が子にイライラしながら寝かしつける日もしばしば。この記事ははっとさせられるとともに、職員さんのこどもたちへの深い愛情を感じました。)



お出かけイベント開催報告

2024年12月3日
「大人も子どももOBお泊り会」を開催しました。
2024年10月19日
「チャレンジ登山イベント(塔ノ岳大倉尾根コース)」を開催しました。
2024年10月6日
「筑波山登山(5歳児クラス挑戦登山)」に出かけました。
2024年7月28日
登山イベント「夏山登山、大菩薩嶺」を開催しました。
2024年5月11日
登山イベント『”お手軽”で”山深さ”を味わえる「浅間嶺」』を開催しました。
2024年3月24日
登山イベント「春の陣馬山へ」を開催しました。
2024年11月25日
「大人も子どももOBお泊り会」を開催しました。
2023年10月21日
「チャレンジ登山イベント(塔ノ岳大倉尾根コース)」を開催しました。
2023年10月14日
「筑波山登山(5歳児クラス挑戦登山)」に出かけました。
2023年5月21日
登山イベント「高尾山の隣の山(小仏城山・景信山)を歩く」を開催しました。
2023年4月15日
「山小屋泊登山イベント(雲取山登山)」を開催しました。
2023年3月12日
「お手軽ウォーキングイベント(手賀沼ウォーク)」を開催しました。
2022年11月27日
「大人も子どももOBお泊り会」を開催しました。
2022年10月29日
「チャレンジ登山イベント(塔ノ岳表尾根コース)」を開催しました。
2022年10月15日
「陣馬山登山(5歳児クラス挑戦登山)」に出かけました。
2022年5月15日
登山イベント「思いっきり早起きして浅間嶺へ」を開催しました。
2022年3月26日
ゆる登山イベント「奥多摩むかし道」を開催しました。
2021年10月23日
「チャレンジ登山イベント(塔ノ岳)」を開催しました。
2021年10月2日
「陣馬山登山」に出かけました。
2020年11月1日
「筑波山登山」に出かけました。
2019年9月23日
「奥高尾挑戦ハイキング」を開催しました。
2019年8月24日
「親子お出かけイベント」を開催しました。
2019年7月14日
「OBお泊り会」を開催しました。
2018年12月15日
「江戸川ウォーク」を開催しました。
2018年10月6日
「筑波山登山」に出かけました。
2018年7月16日
「映画の自主上映会」を開催しました。
2017年11月25日
「鎌倉ハイキング」に出かけました