「共にある」という感覚でつながっているから

感覚・感情メイン

みなさまいつもありがとうございます。

(↑大野公民館図書室にて)

 

 

今日の給食の献立は、”おにぎり(ごま塩味)”・”豆腐・ねぎ・わかめのおみそ汁”・”切り干し大根の煮物”です。

おにぎりは、4歳児クラスの子が”料理の日”の位置づけでにぎってくれました。みそ汁は、僕がつくりました。

 

給食をメインに担当している妻は入院中。他の職員さんの有難い協力によって、何とか運営しておりますが、それでも給食担当職員の都合がつかない日もあります。

それは逆境とも言えますが、できればそれを逆手にとって、その時ならではの貴重な体験をしていきたいと思っています。

 

たとえば、おにぎりを持って現代産業科学館へお出かけをしてみたり。

消去法的にこの場所を選んだのではなくて、この時期は狙い目だと常々アンテナを立てていましたので、自信を持ってこの場所を選びました。

この時期、小学校は冬休み前の時期にあたり、団体の校外学習は入りにくいだろうと想定していました。案の定、現地は貸し切り状態。満足感の高いお出かけとなりました。

 

今日のおにぎりの日は、「給食担当がいなければ、自分たちでつくってしまおう」という発想で設定しました。

1月の献立には、「じゅん先生お手製 きゅうりのぬか漬け」も登場します(笑)。こんな状況でなければ出すことを考えもしなかったものも、お出しいたしましょう。

 

と書きましたが、給食のサービス自体としてはグレードダウンは否めません。

そんな中でも、ある意味自信を持ってこういった発信ができております。

それは、この記事にあるように、ご家庭と園とがサービスという対価でつながっているというよりも、「共にある」という感覚でつながっているから、だと思っています。

僕自身それを信じていますので、不安なく・頑張ることなく、発信しています。それはやっぱり有難いことです。

 

ひだまりのような小さな園では、今回のように主要メンバーが長期離脱する場合、影響がどうしても大きくなってしまうのは自明です。

そんな状況は、サービスという対価を重視するご家族にとっては不満でしょう。だから、そういった方にはひだまりは向いていないと思っております。

 

『ひだまりは経営・運営面では、佐田の個人商店的な位置づけにあると思っております。もし、佐田がそれこそ交通事故で働けなくなってしまった場合、経営・運営は立ち行かなくなり、ひだまりは解散することになると思います。ひだまり入園にはそんなリスクも内包していますが、それでもよろしいでしょうか?』

ここ数年、入園検討者への説明で、必ずお伝えしていることです。

「共にある」という感覚が何より大切だと考えるご家族・リスクも分かった上で自己責任で飛び込んできてくださるご家族、としか現実的にお付き合いはできませんし、お付き合いしたくないのも正直なところです。

そういったご家族が相手だからこそ、僕も自分らしく・全身全霊をもって、向き合っていけるのだと思いますし、向き合っていきたいと思うのです。

 

お読みいただきありがとうございました。

〈給食〉

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