金木犀の香りに包まれて

感覚・感情メイン

みなさまいつもありがとうございます。

(↑おままごと遊びのひとこま)

 

 

今週は街のいたるところが、金木犀の香りに包まれていますね。

僕は金木犀の香りが大好き。あの甘い香りを感じるだけで、幸せな気分になります。

 

金木犀の香り、今週たくさん嗅いでみて改めて思いますが、刺激的で強烈だと思います。

ですが・・・、実は去年の金木犀シーズン、僕はその強烈な香りを一切感じることができなくなっていました。

金木犀に限らず、嗅覚自体がなくなってしまった感じ。

風邪を引いた時など、一時的に匂いを感じられなくなることがありますが、それとはまったく違うレベルで。なにしろ、その状態は少なくとも半年は続きましたので。

さらっと書きましたが、けっこう大変なことですかね(笑)。

 

原因は、不明。

心理的な面で思い当たることはあるにはありますが、因果関係は不明。

直観的に、西洋医学で何とかできる話ではないと感じたので、放っておきました(笑)。

 

五感のひとつが突然不自由になることの衝撃や悲しみは、あるにはありました。

ですが、悲観的にはならなかったと思います。悲観してもいいことは何もありませんからね。

「だって、しょうがないじゃない。匂わないものは匂わないんだから。」、と思っていました(笑)。こういった面では僕、けっこういい加減なのです。

その時々の僕の目の前には、常にやるべきことがありました。僕はそれをやっていくことしかできないし、それ以外の僕のあり方はないように思えていました。

おかれた場所で咲けばいいし、おかれた場所でしか咲けないのです。

 

匂いを感じられない状態は、数カ月経っても変化のきざしはありませんでした。

「また突然匂い出すこともあるかも。」とも思っていましたし、「このまま一生匂わないかも。」とも思っていました。

それぞれの可能性は半々ぐらいに思っていました。

 

今年の春、沈丁花が咲いた時、その香りを本当に僅かながら感じている自分に気がつきました。

本当に僅かでしたので、うっとりすることはなかったのですが、それでも嬉しかったな。

 

そして今、金木犀の香りに包まれて、その香りを強烈に感じている自分がいます。

やっぱり嬉しいものですね。

 

”おかれた場所で咲けばいいし、おかれた場所でしか咲けない”、と書きましたが、人それぞれが周りと比べずに、自分に集中すればそれでいいのだと思います。

それぞれが自分に集中する。それだけで、世界は劇的に優しくなり、うまく回っていくと思っています。

 

お読みいただきありがとうございました。

 

〈給食〉

・五分つきごはん ・豆腐ときのこの煮物 ・豚肉とキャベツのおみそ汁

〈おやつ〉

・こんぶとおかかおにぎり

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