最後に残った感覚は「楽しかった!」(チャレンジ登山、塔ノ岳・大倉尾根コース)

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みなさまいつもありがとうございます。

 

有志でのチャレンジ登山として、神奈川県丹沢の塔ノ岳に登ってきました。

登り4時間15分、下り3時間20分。行動時間は7時間半以上。大人も子どもも、よくがんばりました!

冒頭に載せた写真は、下山直後のものです。みんないい顔していますよね。

 

今年は関係者24人で挑戦しました。

体調を鑑みて最初から山頂を目指さなかった方もいれば、最年少2歳児クラスの子の限界地点で引き返したご家族もいました。

なので全員で登頂とはいきませんでしたが、ご一緒できたこと自体がとても嬉しかったです!

下の写真は、出発時のものです。

 

(↑延々と続く階段を登っていく。大倉尾根は通称「バカ尾根」と呼ばれていて、これは階段が延々と続くからだとか。)

 

塔ノ岳登山は決して楽なものではなく、大人も子どももそれぞれのチャレンジがあったことと思います。

その中で僕はと言えば、意識の少なくない部分を、4・5歳児クラスの男の子に集中していました。

今回、4・5歳児クラスの男の子全員が参加してくれたのですが、彼らの今週の園生活がけっこう低調だったこともあって。

 

今週の彼ら、全体的に疲れ気味で、彼ら本来の力と比べると、落ち着きや集中力がかなり低調に思えます。

それぞれが先週末の3連休に目一杯出かけてきた、と聞いています。そこでの体験の刺激が抜けていない感じもします。

そんなこともあって、今週の園活動は意識的にペースを落とすことを大切にしてきました。ですが、彼らの調子はなかなか戻ってきません。

今回の山行は行動時間8時間近くにもなりますし、集中を切らせば大きな怪我にもつながりかねません。

彼らに怪我をさせずに、いい思い出を残してイベントを終えてもらいたい。実はそんな気持ちを秘めて臨んでいました。

男の子たちには、先頭の僕のすぐ後ろを歩いてもらいます。彼らの様子を常に感じ取れるように。

(そんなこともあって、今回はOB小学生を含めた子どもたちが隊列の前方、父母が隊列の後方を歩く形に。)

男の子たちの集中を切らさないように、この山行を通して本来の集中を取り戻せるように・成長していけるように、檄を飛ばし続ける僕なのでした。

「ほら、集団から遅れない!」・「にじ組、根性見せるぞ!」・「〇〇くん、集中!」、およそ保育園のイベントらしからぬ声かけ(笑)。

(そんな僕を見守ってくださる親御さんの存在も、ありがたかったです。)

そんな彼らですが、最後まで集中を大きく崩すことなく、歩き通しました! 調子も次第に上向いていったように感じられました。

 

結果的に彼らとガッツリと関わる、先日の5歳児クラス挑戦登山の第2ラウンドのような形にもなりました。

実際に彼らとガッツリ1日を過ごしてみて、彼らとの距離がまた縮まったように感じました。僕としては、それが嬉しかったです。

 

(↑標高1,200m付近から、秦野の街を望む。)

この春に卒園した、小学1年生のふたり(NちゃんとSくん)も参加してくれました。

彼らとの関わりもとても楽しみにしていたのですが、前述のように4・5歳児クラス男子により多くの意識を割きたかったので、1年生ふたりへの関わりは少し控えめとなりました。

ですが、ふたりの動向を意識から外せるということは、それだけ彼らのことを信頼しているということでもあります。

 

1年前のチャレンジ登山では、NちゃんとSくんのふたりが、僕の意識の中心にいました。

そんなふたりですが、今回、たしかな安定感をもって登っていきます。

Nちゃんは何事もなく登頂しました。Sくんは弟くんに合わせて途中で引き返すこととなりましたが、逞しく歩く姿が印象的でした。

彼らの成長も、とても嬉しく思いました!

 

(↑山頂は霧の中)

 

入園して間もない、2歳児クラスNちゃんのお母さまが、おひとりで参加くださったのも嬉しかったことです。

他のお母さまや職員さんと交流してもらえたのも、上級生・OB小学生の姿を見てもらえたのも、よかったと思っています。

娘さんのこれからの成長の、ひとつのイメージを持ってもらえたかな?

 

(↑食事タイム)

(↑カップラーメンが美味しい!)

 

記事を書きながら、今回の山行を改めて振り返ってみましたが、最後に残った感覚は「楽しかった!」でした。

参加のみなさまも、応援くださったみなさまも、ありがとうございました!

 

お読みいただきありがとうございました。

 

(↑下山中)

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