気力・体力を出し切った時、充実感や自信が芽生える(5歳児クラス挑戦登山)

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みなさまいつもありがとうございます。

 

”5歳児クラス挑戦登山”として、神奈川県丹沢山塊の”大山(おおやま)”に登ってきました。

麓から山頂までの標高差約1,000mを登り切り、山頂に立つことができました!

 

(↑伊豆大島も筑波山も見えました。)

 

まず書いておきたいのは、「山に行く前から、子どもたちの心身の準備は整っていた」ということです。

運動面で充実。加えて、事前の体調もよさそう。また、4人全員から「山に登るぞ!」というエネルギーが伝わってきていました。

なので、僕の中では「あとは本番でやるだけ」となっていました。

「当日のアクシデントなどがなければ、大変な局面はあるだろうけどうまくいくだろう。」、そんな感覚で臨んでいた僕でした。

 

ですが、今回の山行は、”5歳児クラス挑戦登山”としては、過去最高の難易度です。

麓から山頂までは、4時間弱。やはり楽な道のりではなく、それぞれが気力・体力を出し切った山行となりました。

気力・体力を出し切った時、彼らからは充実感や自信が芽生えたように感じられました。

 

朝の集合から晩の解散まで、12時間以上。ご家族のみなさまにも職員さんにもご協力いただき、この企画が実現できたことを嬉しく・ありがたく思っています。

 

 

バスを降りて歩き出したのですが、この時の気温は28℃ぐらい。

直射日光がともかく暑く、「この状態で本当に登り切れるのだろうか?」とも思いました。

 

そんな中で、まもなくM先生が動けなくなりました。

彼女とは何度も山を登っており、登り出しが不調な場合も、休息すれば回復する可能性が高いことも分かっていました。

ですが、今回は大事をとって彼女にはケーブルカーを利用してもらい、中腹の阿夫利神社から合流してもらいました。

 

ということで、阿夫利神社までは僕とK先生で引率することに。

暑いだけでなく、湿気もかなりのもの。この状況でのオーバーペースは危険ですので、僕が先頭でゆっくりペースをつくり、淡々と進んでいきます。

ですが、しばらくすると、今度はK先生が座り込んでしまう事態に…。

 

僕は大丈夫だったのですが、それでもかなりの発汗量でした。給水量も想定よりもずっと多くなっていました。

給水量の多さは、子どもたちも一緒。

 

麓から阿夫利神社への道のりは、全体の4割ほど。前半はできるだけ消耗をおさえて、後半のキツイ登りに備えたいところでした。

ですが、いざ阿夫利神社に着いてみると、既ににかなりの消耗度でした。

 

(↑阿夫利神社から、伊勢原の街と相模湾を望む。)

 

 

阿夫利神社からが、ある意味本番です。

ただ、風が適度に吹き抜けて、序盤の道のり程不快ではありませんでした。標高が上がると、気温もやや爽やかになってきました。

ふたりの職員さんたちの体調も戻ってきました。

 

(↑山頂にて)

 

(↑充実感と自信を持って、下山路を歩く。)

(↑バス停に下山しました。)

(↑それぞれが出し切りました!)

 

お読みいただきありがとうございました。

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