しっかりと「ひまわり鬼」

感覚・感情メイン

みなさまいつもありがとうございます。

《ミニ入園説明会(要予約)》
 2025年9月27日(土)の9時半から、開催いたします。
 詳しくはこちらをご覧ください。

〈職員さんの連絡ノートの記述より〉

久しぶりに気温が下がり、過ごしやすい一日となりました。今日は夏前以来となるスポーツパークへおでかけです。陽が出ないタイミングで広々としたフィールドに行けて、子どもたちも開放的に見えました。

入口すぐの広場を貸し切り状態で使わせてもらい、靴で線を描いたり端の方まで走りに行ってみたり、とにかく体を動かしてみるみんなです。

 

自由に伸び伸びと走りまわるみんな。靴で線を描く感じも自由で伸び伸び。

とっても素敵な雰囲気です。

 

僕はその様子をうっとりと眺めていましたが、そのうちにある子が「鬼ごっこしよう!」と言い出しました。別の子が「どろけいがいいよ!」とそれに続きます。別の子も「どろけい!どろけい!」と賛同します。

その様子を見た時、「鬼ごっこにせよ・どろけいにせよ、長くは続かないだろうし、場の雰囲気も荒れ気味になるだろうなぁ…。」、そんなことを思った僕でした。

 

6月の後半以降は猛暑日が続き、あまりの暑さに、鬼ごっこの様な”走る遊び”はほぼできていません。なので、今は子どもたちの中に集団ゲームの経験値が積み重なっていない状態です。

そんな中で、鬼ごっこ・どろけいをやろうと言った3人とも、今は調子が悪めの時期で、ぐっと集中して取り組むことが難しめです。

3人とも、”鬼ごっこが心からしたい”というよりも、漠然と刺激的な遊びを求めている面が強いように感じられました。

そんな感じで始まる集団ゲームは、ほとんどの場合は長くは続かずに空中分解します。発起人たちに、ゲームを仕切る集中力や、みんなと一緒に楽しむ気持ちが少ないからです。

そしてゲームが空中分解すると、全体の雰囲気も何となく荒れてしまい、別の遊びをしている子の集中まで乱れてしまうことも少なくありません。

 

「どうしようかなぁ…。」

「子どもたちには失敗の経験も必要なことだよなぁ…。」

「金曜日だし、大人はのんびり見守るだけで過ごすのも悪くないよなぁ…。」

「だけど、新しい子も入ったところだし、あまり雰囲気を乱したくないんだよなぁ…。」

「主活動だし、手を出した方がいいかなぁ…。」

こんな感じに迷った末に、今日は手を出すことにしました。

 

「よし、じゃあ、希望者でゲームをやろうか。」、と声をかける僕。

僕が声をかけたとしても、子どもたちだけで鬼ごっこをやる選択肢もあります。

ですが、大抵の場合は「なになに? やるやる!」と子どもたちは乗ってきます。

”じゅん先生の遊びは面白い”と子どもたちから思ってもらっていますので。

 

 

僕が選択したゲームは「ひまわり鬼」。

上の写真で何となく分かりますかね。ひまわりの花の丸い円の内側にいる2人が鬼です。

線が消えかかっていますが、ひまわりの花の外側に、小さな円が3つ書いてあって、そこは子どもの安全地帯。そこにいる限り、子どもは鬼に捕まることはありません。

上の写真内では、子どもたちは全員、安全地帯にいる状態です。

 

 

上の写真のように、子どもたちは、鬼に捕まらないようにしながら、ひまわりの花びらの部分を移動して、別の安全地帯へと動きます。

鬼はひまわりの花の円の外に出ることはできません。花びらの部分を移動中の子どもをタッチすると、鬼が交代します。

と、こんなゲームです。

 

ひだまりでやるのは1~1年半ぶりぐらい? 楽しいゲームだと思いますが、いつもやると飽きることを僕自身、子どもの頃に身をもって体験しています。なので、いつもはやりません。

たま~にやるぐらいが、ちょうどいいです。

遊びのレパートリーには困っていませんし。

 

僕も参加しました。というか、参加して盛り上げました(笑)。

こうやってお膳立てをしさえすれば、調子が悪めの子も楽しめることも多いです。ぐっと楽しむことを通して、調子が上向きになることも。

 

久しぶりに、子どもたちとしっかりとゲームをしました。

お読みいただきありがとうございました。

 

 

〈給食〉

・五分つきごはん ・もやしとチンゲンサイのそぼろ炒め ・豆腐と玉ねぎのおみそ汁 ・にんじんのごま煮

〈おやつ〉

・こんぶとおかかおにぎり

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