攻撃的なスタンスから対話的なスタンスへ

感覚・感情メイン

みなさまいつもありがとうございます。

(↑雨の行田公園にて。屋根から落ちる雨粒を手に受けて。)

《入園説明会(要予約)》
 2025年9月6日(土)・9月27日(土)の9時半から、開催いたします。
 詳しくはこちらをご覧ください。

昨年11月の記事「今後も巡回に来てほしいと思いますか(笑)」で、僕はこんなことを書いていました。

”認可外保育施設の質の確保・向上のための巡回指導”というものを受けていました。これ、千葉県が人材会社に委託をして実施をしている事業です。

今月は市の監査に続いて、監査っぽいイベントが2件続く月でもありました。

指導員の人材会社の方は、人間的に素敵な方で、子どもたちや施設にリスペクトがある方でした。お陰さまで、和やかな雰囲気の中で終了を迎えました。

終了後に指導員の方にアンケートを渡されました。あて先は千葉県。事業実施主体の千葉県が、実施施設の声を聞くためのものでした。

個人的に驚いたのは、アンケートの中に”今後も巡回支援に来てほしいと思いますか”の質問項目があったこと。

県として、強い動機があっての指導であれば、それは受けざるを得ません。ですが、施設に来てほしいか伺いを立てるような事業であれば、最初から来ないでもらいたいな。

ひだまりの場合、園長佐田がメイン保育者のひとりであり、監査・指導を受ければ、多かれ少なかれ現場が滞りますし。

なので、”ぜひ来てほしい・来てほしい・どちらでもよい・あまり来てほしくない・来てほしくない”の5種類の中で”来てほしくない”を意思を入れて選択。理由もはっきり伝えました。

(↑結局、雨の中へ駆け出す(笑)。)

 

その”認可外保育施設の質の確保・向上のための巡回指導”ですが、今日、「今年度も実施するので受けてください!よろしく!」みたいな案内文が県から送られてきました…。

”4~5年ぐらいの周期で順番が回ってくる”と聞いていたのに…。2年連続なんて…。

”来てほしくない”のアンケートが悪目立ちして、逆に目をつけられたか…?

 

心が揺れました。

恐れの感情も、そこから派生する怒りの感情も、感じました。

 

 

今までの僕ならば、”どうしたら巡回が来るのを阻止できるか”、そこだけに頭がいっぱいになった気がしますが、今回は少し違いました。

怖れも怒りもありましたが、そんな中でふと思ったのは、「自分の外側の世界(だけ)で方策をこねくり回して、解決を模索しても仕方がない」ということ。

「まずは自分の内面を整えないと話にならない」ということ。自分の内面の状態が、この世界に投影されているのですから。

 

次第に冷静になってきました。

「巡回を阻止できる場合もあるかも知れないけど、阻止できない場合もあるだろうな。」

次第に視野も広くなってきました。

 

 

県の担当者へ問い合わせをしました。

”前回の立ち入り時の負担”・”かと言って、新たな知見が得られた訳ではないこと”・”アンケートに来てほしくないと書いていること”などを説明し、「なぜ2年連続で巡回を受け入れなければならないのか、まずは説明を求めたい。」、と伝えました。

以前の僕ならば、もっと攻撃的なスタンスで担当者に接していたように思いますが、今回は冷静に。

”自分も相手も深いところでつながっている”、そんな感覚の深まりが、攻撃的なスタンスから対話的なスタンスへ、僕自身を変えていっているように思えます。

自分ひとりで解決できることは僅か。相手や色々な存在に助けられて解決をすることの方が多い。そうも思えますし。

 

 

県の担当者から、折り返し連絡が来ました。

結論として、「強制的に受けなければならない事業ではない」・「どうしても受けるのが難しければ、委託先の人材会社に連絡してキャンセルしてください」、というもの。

考え得る中で、最高の結論をいただきました!

そして、県としての言質、いただきましたよ(笑)。

意気揚々と人材会社に電話をして、巡回指導をキャンセルしたのでした。

来年また同じ案内が来ても、キャンセルできる目途もつきました。

かなりハッピーです(笑)。

 

お読みいただきありがとうございました。

(↑雨の中で心が折れるKちゃん(笑)。東屋から応援するみんな。)

〈給食〉

・五分つきごはん ・納豆(おかか・白ごま混ぜ) ・まいたけと小松菜のおみそ汁 ・トマトとわかめのナムル

〈おやつ〉

・黒ごまごはんのおにぎり

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