色鉛筆が迷いなく動くのは、毎日の積み上げがあるから(自作紙芝居)

活動の様子メイン

みなさまいつもありがとうございます。

上の写真の女の子たちが描いているのは、”自作の紙芝居”のための絵。

「2~3枚を目安に絵を描いて、みんなの前で口頭でストーリーをつけて発表する」、そんな活動をしました。

と言っても、みんなで取り組んだ訳ではないのですけどね。「こんな遊びもあるよ」と僕が卒園児たちの作品を紹介して希望者を募ったところ、5歳児クラスの女の子3人がやることに。

今日は雨につき、室内でそれぞれがやりたい遊びをしましたが、その中の遊びのひとつとして。

 

〈5歳児クラスSちゃんの紙芝居〉

(↑①さんにんのおんなのこが おさんぽしていると うさぎとねこにあいました。)

(↑②さいしょにでてきたおんなのこが よるになって あめがふりました。)

(↑③おうちにかえると ごはんがありました。(おしまい))

 

紙芝居の文は、僕が発表の際に聞き取って記録したもの。

「さいしょにでてきたおんなのこが よるになって あめがふりました」、文としてのつながりは今ひとつです。”さいしょにでてきたおんなのこが”は、なくてもいいです。

ですが、「味があっていい」と思っています。ライブ感たっぷりですし、そこにキラメキを感じますし。

 

〈5歳児クラスAちゃんの紙芝居〉

(↑①おはなみにいくときに クリスマスツリーがあった。)

(↑②よる おうちにかえるとき えんとつからけむりがでていました。(おしまい))

 

すごいと思うのは、正味40分ぐらいの間に3人とも作品を完成させてしまったこと。

彼女たちの色鉛筆は、迷いなく動き続けている感じ。

 

ひだまりは外遊びが充実している印象がありますが、外遊びもしつつ、お絵かきが好きな子はそれこそ毎日絵も描いているんですよ。

夕方、暗くなるまでは園庭で遊び、その後に絵が好きな子は30分から1時間ぐらい、毎日のように描いています。

彼女たちにとって、自作の紙芝居の活動は初めて。

ですが、いきなり紙芝居を創ることになっても、色鉛筆が迷いなく動くのは、毎日の積み上げがあるからだと思いました。すごいなぁ。

 

最後に、現小学6年生のYちゃんが5歳児クラスの時に創った作品をご紹介しておしまいにします。

お読みいただきありがとうございます。

(↑①Yちゃんが おうちから おにわに あさがおをみにいったら、きゅうにペンダントがひかりだして (からだが)どんどんちいさくなっていっちゃった。)

(↑②ちいさくなってあるいていたら あめがあたりをふるとき あさがおのようせいがきて たすけてくれた。)

(↑③またどんどんあるいていったら またペンダントがひかりだして おおきくもどれた。(おしまい))

ストーリーがしっかりしていて、名作だと思っています。

〈給食〉

・麦ごはん ・にんじんの白和え ・もやしのおみそ汁 ・キャベツのツナ煮

〈おやつ〉

・こんぶとおかかおにぎり

コメント

タイトルとURLをコピーしました