みなさまいつもありがとうございます。
四連休の初日の5月3日(祝)、奥多摩エリアの名峰、鷹ノ巣山(1,736m)に妻と行ってきました!
山々の稜線が幾重にも連なり、その向こう側の中央にドーンと富士山。
もっと大きく富士山を眺められる山頂はたくさんあるけれど、この景色が観られるのはここだけ。
奥多摩エリアには素敵なお山がたくさんあるけれど、”眺望”と”山頂の寛ぎ感”の面で、僕の中ではここがナンバーワンです。
妻とこの場所の空気感を共有できたこと、とても嬉しく、念願叶った感じです。
そんな鷹ノ巣山、どこから登っても、通常は4~5時間はかかります。それだけ山深く、お手軽な気持ちでは登れない厳しさもあります。
今回はちょっとした裏技(?)を使って、もっと楽に登ったのですけどね。

(↑新緑と青空も、とてもきれいでした!)
この日に妻とどこかの山に行くことは決まっていました。
ですが、行き先がまぁ定まらない。二転三転した挙句、”大多摩ウォーキングトレイル”という3時間ほどのゆるハイキングに一応は落ち着いていました。
ゆるく歩いて、お花の写真を撮ったり・途中のカフェで休憩したり・電車で行ってビールを飲んで帰ってくるのも、きっと楽しいよな。
ところで、前日の夕方から夜にかけて、嵐のような大雨が降りました。
この大雨を目の当たりにして、プランを再考することになりました。
「これだけの雨が降れば、空気中の埃などは、すっかり洗い流されるよね。となれば、明日は空気が澄んだ絶景が観られるはず。渓谷やダムの景色もいいけれど、もっと雄大な景色が観たいよね。」
”当初のプランではやや物足りない”という面で、夫婦で一致しました。

となれば、どこに行こうか?
僕が女性を山に誘う際に、重視しているポイント、それは「登山口だけでなく、山頂付近にもトイレがあること」。
絶景のお山ってたくさんあると思います。ですが、この条件を満たす山は、ものすごく少ないです。
加えて、体力的に彼女が登れる山も限られるため、選択肢はとても狭まってしまいます。
では、どの景色を彼女と一緒に観たいか?
そう考えた時、一番しっくりときたのが、鷹ノ巣山でした。ここはトイレ問題も大丈夫。
でも、山の難易度がなぁ…。登る標高差的には、チャレンジ登山で毎年登る塔ノ岳と同じか+αぐらい。お気軽に誘える場所ではありません。
ですが、冒頭に書いたように、ちょっとした裏技(?)があるのです。
車で林道を行けば、バス停よりもずっと先の登山口近くまで行け、標高差300mぐらいをショートカットできるのです。
これなら、彼女でもギリギリ届くか? いや、届かないか?
ですが、登山口近くには駐車場などはなく、路肩に停めることになります。そして、路肩の駐車スペースは5台分しかないのです…。5台って…。GWのこの時期に…。
行った挙句に駐車スペースがいっぱいだったら、まったく別のプランへの変更が余儀なくされます…。
この”車で鷹ノ巣山ショートカットプラン”は、以前から温めてはいたのですが、長らく日の目を見ることはありませんでした。
だって、駐車スペース5台でしょ? それでも山頂に立てるか分からない訳でしょ?
それが突然ここにきて急浮上。自分でも不思議なものだと思います。

結局、上記プランをチャレンジすることに。
そのかわり、出発は夜中の2時半。現地に5時前に着いて、それでも駐車できなければ、諦めて別のプランにするつもりでした。
2時半出発とか、柔軟に対応できるところは、夫婦(家族)ならではだと思います。
いざ現地に着いてみると、一番乗りでした(笑)。
ネット情報によると、土日はすぐにいっぱいになるらしいので、運がよかったかな。
そして、5時半頃から登山開始。

ショートカットコースではありますが、それでも標高差1,000m弱を登ります。
僕と妻の足では、みっちり3時間半ほどかかりました。
苦労してたどり着いた山頂スペースの開放感、そこで飲むお茶は、どんな都会のカフェでも味わえないものでした。

(↑奥に見える白い山並みは、南アルプス連峰)
と、ここまでは良かったのですけどね。下山は彼女にとってなかなかに大変で、しんどいものになってしまいました。
それでも、冒頭に書いた通り、”妻とこの場所の空気感を共有できたこと、とても嬉しく、念願叶った感じ”です。
先日書きましたが、自己肯定感の育み的にも、思うことが自然に実現していく経験を積み重ねていくことは大事だと思っています。
お読みいただきありがとうございました。

(↑山頂はほぼ貸し切り。)

(↑5月2日、棚を掃除する女の子3人。)

〈5月2日の給食〉

・五分つきごはん ・厚揚げのそぼろ煮 ・きのことわかめの和風スープ ・ピーマンとなすのみそ炒め
〈おやつ〉

・白ごまとおかか混ぜおにぎり
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