【調和とは誰も我慢しないこと】

感覚・感情メイン

みなさまいつもありがとうございます。

(↑大柏川調整池緑地にて。池の氷を取り出し中。)

ひだまりの『まぁるいコミュニティ』で大切にしているコアな感覚について、「愛と調和の感覚」とか「統制はしない」などのことばをよく使っている僕。

このコアな感覚について、記事『”まぁるいコミュニティ”は「心のつながり」』の中では、「コミュニティとは言っても所属する訳ではなく心のつながりである」・「困った時、頼りあえる関係であって、一人ひとりが力が抜けていてありのまま」と在園お母さまが表現してくれています。

「そうそう!」、と思います。

 

この”コアな感覚”に関して、最近「そうそう! それそれ! それにしても、うまく言語化してくれたなぁ!」と思ったYouTube動画があります。

”ミナミAアシュタールRadio”の「調和とは誰も我慢しないこと」という回なのですが、感動しましたので、耳で聞いて文字起こししてみました。共有させてください。

【調和とは誰も我慢しないこと】

みんなと合わせることが調和ではないのです。お互いの意見を尊重し合うことが調和なのです。

みんなと違う意見を言うと波風が立つから、それは調和ではなく、我慢なんです。

 

何も意見を言わないことで、表面上は平和に見えるかも知れませんが、あなたの中には大きな波風が立っています。

だから、その時は平和を保てた・調和でいられたと思っても、時間が経てば現実は違うものとなってしまいます。

小さな時に消しておけばよかった火を、気が付かないふりをして放置しておくと、大火となってしまうようなものです。

 

ちょっとした我慢をすることで、あなたの中に、不満のエネルギーが溜まります。その不満のエネルギーを押さえつけることによって、それは少しづつ膨張し始めるのです。

もう我慢できない所まで来て、爆発してしまうのです。

いつもニコニコして、自分の意見をあまり言わない人が突然怒り始めて、周りがびっくりする、ということがありますね。

それは、その人が小さな我慢を重ねていて、もうそれが限界になってしまった、ということです。

 

調和とは、誰も我慢しないことです。

みんなが気持ち良くいられること、それが調和なのです。

みんなが自分の意見を言って、そして個々の意見を尊重できること、それが調和なのです。

 

意見を言うと言っても、押し付け合う・主張し合う・どちらかが勝つ、そんなことではありません。それは喧嘩です。調和から、とても離れてしまいます。

自分の考え・意見を言う。そして、人の考え・意見を聞く。そして、お互いどうすれば満足できるかを一緒に考える。それが調和です。

「私はこう思うんですが、あなたはこれに関してどう思いますか?」、という会話です。

 

「私はカレーが食べたいです。あなたは何が食べたいですか?」 「私はうどんが食べたいです。」 「では、どうすればいいか、一緒に考えましょう。」

「食べたいものが違うので、別々に違うお店に行って食べましょうか? それとも、家でカレーとうどんを別々につくって一緒に食べましょうか? それとも、今日はカレーにして、明日はうどんという順番ではどうですか? それか、カレーをうどんと一緒に食べる、カレーうどんをつくってみましょうか?」、色々なことが考えられますね。

その中で、お互い納得できるものを選べばいいのです。それが調和です。

そして、どのアイデアもお互い納得できない時は、「その件に関して一緒にするのは無理なので、別の道を行きましょう。」、ということもできるのです。

 

自分の気持ち・考え・意見を飲み込まないでください。それを飲み込み、人に合わせることが、平和を保つことではありません。

自分の考え・気持ち・意見を尊重してあげてください。そして、自分の意見と同様に、相手の意見を尊重してください。その上での話し合いが調和を保つ・平和を保つコツなのです。

表面上の平和・調和ではなく、真の調和・平和を求めてください。そうすれば、喧嘩や争いはなくなります。

とても風通しのいい、気持ちのいい関係を築くことができるようになります。

 

パートナー・親子・友達・仕事関係、すべての人間関係において同じです。

自分の意見を尊重できる人が、人の意見も尊重できる、ということを忘れないでくださいね。

 

いかがですか?

ひだまりコミュニティにおいて大切にしたい感覚です。こうした感覚を根底に、コミュニティを育てていきたいと思っております。

こうした感覚の上で築かれる関係、本当に気持ちがいいですよ~。

 

お読みいただきありがとうございました。

(↑集めた氷を協力して山にし始めて・・・。)

(↑こうやって高く積み重ねていくのも楽しい。)

〈給食〉

・五分つきごはん ・さつまあげと根菜(大根・にんじん)の煮物 ・えのきと玉ねぎのおみそ汁 ・小松菜の磯香和え

・かつおぶしの白ごまのおにぎり

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