遊びの連続性の中に、日々の体験の積み重なりを感じる(ガマの穂綿あそび)

感覚・感情メイン

みなさまいつもありがとうございます。

〈僕の連絡ノートの記述より〉

活動は、バスで大柏川調整池緑地へ。

出発前、園庭にできた霜柱を見つけて、興奮する3~5歳児クラス。素敵な瞬間だと思いました。

現地では、入り口の土手の斜面のところで遊び始めて、結局最後まで過ごしました。計画では、ぐるっと(一周)歩くつもりでしたが、斜面をわーっと駆け下りていったり、ゴロゴロと転がったりするみんなの姿が楽しそうで自然でしたので。

その後も、今度は斜面をかけ上る競争(?)が始まったり、でんぐり返しをしてみたり、遊びは尽きません。

 

目の前の池を見た4歳児クラスKくんが、「あっ、ガマの穂綿だ!」と、たくさんの(イネ科の植物)ガマを発見。

実は、先日大町に行った時に、ガマの存在を教え、穂綿が重要な役割をする昔話「いなばのしろうさぎ」を3~5歳児クラス向けに読んでいました。覚えてくれていました。

みんなが斜面で遊ぶ中、5歳児クラスNちゃんはひとり、最初から穂綿あつめ。途中からFちゃんも加わり、棒に集めた綿をからめて”綿あめ屋さん”を始めました。

その後、3~5歳児クラスのほとんどが遊びに加わり、各所から綿を集めて1つにまとめると、かなりの量に。

2歳児クラスⅬちゃん・Mちゃんも何となく参加の時間もあったり、ごっこは続きました。

(↑、毎度ながら、焼き鳥の”つくね”に見えてしまう、ガマの穂。)

(↑穂を分解すると、中から溢れるように綿が出てきて・・・。)

(↑こんもりと綿が集まりました。)

(↑綿あめっぽく、棒に綿をからめて…。)

 

上の写真は、先日の大町で撮ったもの。

風が吹き抜けると、たくさんの綿毛が舞い上がる、幻想的な瞬間がありました。

それを見た子どもたち、「これは何だ?」となり、「ガマの穂綿だよ。」と教えることとなりました。

 

そしてその日のお昼寝前、むかしばなし「いなばのしろうさぎ」を読む流れに。

動きがあるお話で、子どもたち、なかなか興味深く聞いていましたし、読後の感想タイムも長かったです。

 

そして今日、土手のところでじっくり遊ぶつもりは元々ありませんでしたし、ガマの穂綿遊びの予定もありませんでした。

ですが、子どもたち主導で遊びが拡がっていって…。

面白いものだと思いますし、遊びの連続性の中に、日々の体験の積み重なりを感じます。

 

お読みいただきありがとうございます。

 

(↑じっくりと言っても、有志でかけっこもしましたよ。)

〈給食〉

・五分つきごはん ・にんじん入り炒り豆腐 ・さつまいも・にら・玉ねぎのおみそ汁

〈おやつ〉

・こんぶとおかかおにぎり

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