気持ちをむき出しにして向かってくる子も、好きだなぁ

感覚・感情メイン

みなさまいつもありがとうございます。

今日、ある子に「ダメなものはダメ!」ということを伝える流れになりました。すると、激しく反発されました。

「や~だ!」を吠えるように連呼します。足を強く踏み鳴らして、僕を蹴っ飛ばしてきて、頭突きをしてきて(笑)、納得いかない気持ちを全身で表現してきます。

ご家庭ではこういったこともよくあるそうですが、園では比較的物分かりがいいタイプだと思います。

ですが、こういった感情の出し方が彼にとって自然なのであれば、園でも同じようにぶつかってきて欲しいとも思っています。その方が、人として健全に思えます。

彼の「や~だ!」の連呼、声が大きいのでインパクトがありますし、なかなかにしつこい(笑)。

今日の僕は、「や~だ!」に対して、「ダ~メ!」をひたすらに繰り返す作戦で。いつまで「や~だ!」と吠え続けられるかな?(笑)

まるで”子どものけんか”ですが、大人の論理を振りかざすのではなく、子どもの目線にまでおりていって、対等な立場である意味不毛な言い合いをするのも、時には必要だとも思っています。

 

「ダメなものはダメ!」を伝えるには、”大人の本気”を示す必要がある時も。

「や~だ!」と吠えられる度に、「ダ~メ!」と吠え返す。これ、めちゃくちゃ疲れます(笑)。

これを3時間ぐらいやり続けて、彼がもう吠える気力がなくなるまでお付き合いしたい気持ちがあります。でもさすがに、保育園の環境ではそこまでの時間は取れないのですが…。

それでも小一時間、彼と吠え合いを続けました。そうしたところで、お互いの気持ちを話し合う展開に自然に移行していきました。

お互いに吠え合って、感情を出し合った後だと、自然と分かり合える面があったりするのも面白いです。

 

ちなみに、「や~だ!」・「ダ~メ!」の吠え合いを3時間みたいなことは、我が子の子育ての中では普通にやっていました。

うちの子たちは、「ダメなものはダメ!」なものもあること、体感的に知って育ってくれたと思っています。

お迎えの時にお母さまに、「今日、こんなことがありました。」とご報告しました。

お母さまも、彼がご家庭と同じような気持ちの出し方を園でもできたこと、喜んでくれました。

気持ちをむき出しにして向かってくる子も、好きだなぁ。それはそれで見どころ、あります。

 

お読みいただきありがとうございます。

〈給食〉

・五分つきごはん ・豆腐入りひじきの煮物(ごぼう・人参・干し椎茸) ・かぼちゃのおみそ汁 ・小松菜のコーン和え

〈おやつ〉

・きつねおにぎり

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