みなさまいつもありがとうございます。
(↑上の写真、ハンディ付きマラソンのスタート前の様子。走力が高い子ほど、後ろからスタートします。最後尾のSくんのスタート位置は写真では切れてしまっています。)
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なわとび、昨日の記事では、5歳児クラスSくんが初心者から無心で練習を始めたことを書きました。
昨日時点のなわとびのトップランナーは、4歳児クラスFちゃんの28回。
上記の2人、なわとび練習の”スイッチ”が入った気がしています。
ですが、彼らが継続的に上達していけるために、ひだまりに”なわとびブーム”が来て多くの子が自然に取り組むようになるために、要になる子は2人とは別だと僕は思っています。
要は、5歳児クラスのNちゃんだと。
子どもたちが自発的にどんどん練習をして、それぞれが自然に、ある意味勝手に上手くなっていく。大人だけの頑張りで、そんなブームを継続させるのは難しいです。
コアとなる子どもたちに火がついて、子どもたち同士が切磋琢磨し合って、子どもたちがそれを楽しいと思えるような環境が不可欠に思えます。
大人ができるのは、その環境整備と最初の火付け、かな。
さて、そのNちゃん、なわとびを以前からご自宅でやってはいるのですが、器用な彼女にしては伸び悩んでいる感じを受けました。
昨日時点で、ひだまりのなわとびで、5~6回ぐらい。
伸び悩みは多分本人も感じていて、あまり面白くないでしょうし、あまり積極的にやろうとはしていませんでした。
ともかく、”彼女を動かすのが、なわとびブームへのポイント”。昨日1日を振り返って、そんな風に感じていた僕でした。
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(↑第2回、ハンディ付きマラソン。今回は1歳児クラスNくんや2歳児クラスMちゃんも参加。)
今日の活動は、姥山貝塚公園でのマラソン。
ここでも、僕の意識の一定割合は、Nちゃんにロックオンしています。
上の写真にあるハンディ付きマラソンや、その前のウォームアップでの彼女の走りを見て、僕はみんなの前で彼女に言い放ちます。
「Nちゃん、まったく全力を出し切っていないよね? 5歳児クラスとして、もっとしぼり出してもらわないと! 雑巾をギュッと絞って、水も滴らないぐらいしぼり出して欲しいものだねぇ。」
器用で優等生タイプの彼女は、集団生活では注意されたり・叱られることが少ないです。叱られ慣れてもいません(笑)。
彼女とはマラソンの話をしていますが、なわとびスイッチのことも考えている僕です。
姥山からの帰り道、先頭を行くNちゃんが車道寄りに蛇行してしまったことがありました。そもそも集中力散漫気味でしたので、M先生がしっかりと注意してくれました。
叱られ慣れていない彼女、思わず「私は違う・・・」みたいな言い訳を始めていました(笑)。
違くないから。思わず突っ込んでしまいました。
集中する時は集中してしっかりと歩く。マラソンもやる時はやる。こうしたことは、なわとびスイッチにもつながっていると思っています。
心身ともに充実して安定していることが、なわとびを練習するにも・楽しむのにも必要ですからね。
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(↑収穫した白菜、給食でいただきました。)
さて、園に戻ってきました。給食前のちょっとした空き時間に園庭に出ました。
Nちゃんはなわとびを手にしませんでしたが、今日は意思を入れて彼女を呼んで、一緒に練習です。
練習内容は時間の都合で詳しくは書きませんが、彼女、縄を回す手首や腕の動きの習熟が今一つだったようで、そこを意識して練習しました。
器用なだけあってコツをつかむのも早く、まもなく、12回まで跳べるよになりました。そして、夕方も練習して30回まで跳べるようになりました。
練習中、僕は基本的に褒め倒します。回数という結果だけではく、ちょっとした変化も出来るだけ細かく捉えて、それを褒め倒します。褒められるのが嫌いな子は、ほぼいないですしね。
彼女が跳ぶ様子は、お母さまにも見ていただくことができました。母子共に嬉しそうな様子に、僕もほっこりです。
その間、トップランナーのFちゃんは37回まで記録を伸ばし、Sくんはクリーンな跳び方ではないにせよ12回ぐらいまでできるように。
それに続くKくんも、初めて1回跳べるようになったり。
Fちゃんのお父さま・Sくんのお母さま・Kくんのお父さまにもそれぞれの試技を見ていただくこともできました。
Nちゃんのなわとびスイッチ、オンになったかな?
なわとびブームの火種、昨日よりはるかに大きくやったよな。
もう少し。
お読みいただきありがとうございました。
〈給食〉
・五分つきごはん ・もやし・白菜のそぼろ炒め ・切り干し大根とにんじんのおみそ汁 ・ちくわと大豆の煮物
〈おやつ〉
・きつねおにぎり
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