Aちゃんのことば、僕には破壊力抜群(笑)

感覚・感情メイン

みなさまいつもありがとうございます。

(↑冒頭の写真、カマキリを愛でる4歳児クラスFちゃん。文字通り”愛でている”のが伝わるかと。)

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 12月7日(土)の13時から、開催いたします。
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上の写真は夕方の園庭の1枚。写るのは、3歳児クラスAちゃん。

Aちゃんが着ているのは、”半そで”。

(ちなみに、この時園庭にいた6人のうち、4人は半そででした。)

  

「じゅんせんせい~、Aちゃん、今日、”はんそでマン”なの!」

事あるごとに、屈託のない大きな声で、Aちゃんは僕にこう言ってきます。

”はんそでマン”とは、「今日は半そでを着ているよ。」という意味。

Aちゃん以外から、この言葉を聞いたことはありません。ひだまりでこの言葉を使うのも、ほぼAちゃんだけ。ですが、半年も一年も使い続けられていると、耳から離れなくなってきます(笑)。

 

”ひだまりでこの言葉を使うのも、ほぼAちゃんだけ”と書きました。

たしかに、この言葉は一般的なものではありません。ですが、屈託のない大きな声で、半年も一年も、ある意味めげずに言い続けるAちゃんの姿は、それなりにインパクトがあると思います。

なのに、4・5歳児クラスの上級生には、不気味なほど、この言葉は浸透しません(笑)。言ってみれば、完全スルー状態(笑)。

そこに、”下級生の使う、訳の分からない言葉に同調する訳にはいかない!”みたいな、上級生の妙なプライドを感じてしまうのは、僕だけなのでしょうか?(笑)

 

そんな状態なのですが、僕はAちゃんに「今日、”はんそでマン”なの!」と言われれば、「そうだね、”はんそでマン”だね。」と返しますし、「今日は”ながそでマン”なんだね。」などと彼女に話しかけたりもします。

気付けば、”はんそでマン”は僕の中に普通に浸透していました(笑)。

Aちゃんのことば、破壊力あります(笑)。

 

話は変わりますが、2・3歳ぐらいのけっこう多くの子が、「蚊ががいる」・「蚊がに刺された」という言葉を使うのが面白いと思っています。

「蚊がいる」という言葉を聞いて、蚊のことを「蚊が」だと誤認識をするから、「蚊ががいる」になるのですよね。

まあ、まもなくこの間違いは補正され、言わなくなるのですが。

 

話をAちゃんに戻します。

彼女とは1歳からの付き合いですが、育つ過程の中で、彼女には「Aちゃんも!」と、数え切れない程、言われ続けてきました。

屈託のない大きな声で。

そのため、僕の中では、Aちゃんのことを「Aちゃんも!」と誤認識させられている面があったりします(笑)。

 

たとえば、「Nちゃん、遊んでばかりいないで、ちゃんと着替えてね! あっ、Aちゃんも!」、これは文法的にセーフだと思っています。

ですが、ボーっとしていると「Aちゃんも!は?」などと、つい言ってしまったりします(笑)。

保育者として正しい言葉を使うのは基本。なので、気を付けなければいけませんね。ですが、Aちゃんのことばは、僕に対しては破壊力抜群なのです(笑)。

 

お読みいただきありがとうございます。

 

〈給食〉

・五分つきごはん ・豆腐とにんじんの炒め煮 ・もやしのおみそ汁 ・さつまいものレモン煮

〈おやつ〉

・コーンおにぎり

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