みなさまいつもありがとうございます。
登山イベント『”お手軽”で”山深さ”を味わえる「浅間嶺」』を開催しました。15名(在園児4人・卒園児2人・大人9人)が参加。
色々ありましたが、終わってみれば、お蔭さまでうまく流れた山行になった印象です。それぞれが、この素敵なお山を満喫することができたように思います。
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(↑登り始めたところ。)
(子どもたちが張り切って、先頭を行きます。)
(↑少し登ると景色が開けて。奥に見えるのは、小学校の校庭。)
【とっさの判断で計画変更】
今回の登山計画、変更の余地がほとんどない類のものでした。
なにしろ、集合後に乗る予定のバスを乗り過ごすと、次のバスが来るのは2時間後。2時間遅れてしまうと、さすがに計画は破綻してしまいます。
朝のバスに予定通り乗れるか。ここが最大のポイントでした。
迎えた当日。何と、中央・総武線で人身事故が起こってしまい、電車が止まってしまいました…。そして、集合時間に全員が揃わないことが確定的になってしまいました…。
こういった可能性を想定していなかった訳ではありませんが、頭が真っ白になってしまった僕。
その時、僕はひどい顔をしていたのだと思います。近くにいたお母さまが、「とりあえず、これを食べましょう。」と、僕に”塩分チャージタブレット”をそっと渡してくれました。こういったお心遣いが本当にありがたかい。
限られた時間の中で情報を整理し、とっさの判断で、予定していたコースを逆ルートで歩くことに変更しました。
予定していたバスには乗らず、車に便乗して、登山口近くの無料駐車場に向かってもらうことに。今回たまたま、車で来ていたご家族が多かったから、可能となった動きでした。
そして僕は、遅れて着いた人をピックアップしてから、無料駐車場へ向かうことに。僕も今回、車で来ていたことが功を奏しました。
「最初から、登山口近くの無料駐車場に集合すればよかったのでは?」と思われた方もいるかもしれません。
ですが、当初予定のバスでは、この無料駐車場を通らないのです。また、無料駐車場は、満車になりやすいのを知っていました。なので、当初計画には組み込めなかったのです。
実際、僕が最後に駐車場に着いた時には、空きは残り2台とギリギリでした。運に助けられたのです。本当にお蔭さま。
朝からバタバタしつつも、全員で集合して登山開始することができました!
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(↑僕が3歳児クラスのふたりを引っぱる。)
【登山デビュー組の健闘】
コースを”逆ルート”に変更したことで、登山の難易度が上がってしまうことになりました。
当初計画では、標高差約400mを登って登頂でしたが、逆ルートだと約600m登らなければなりません。この記事で書いたコース定数も、当初計画では14でしたが、逆ルートでは17と上がります。
今回、在園児が4人参加しましたが、全員が本格的な登山は初めて。
最年少は3歳児クラスのふたりですが、「難易度的に何とかなると思いますから、是非デビューさせましょう。」と僕も背中を押していました。
それが期せずして、難易度が上がる展開に。彼らにとっては、本当に大変だったと思います。
最年少の3歳児クラスのふたり。ただでさえ難易度が上がってしまったのに、登山前に僕らの到着を待つ30分間、激しく走りまわっていたそう(笑)。なので、疲れた状態からの登山開始です…。
最初は張り切って先頭を進む彼らですが、すぐに遅れが目立つように。まあ当然、そうなります。その後は、僕が両手で彼らを引っぱりながら登る展開に…。
元々、登山の終盤ぐらいで、ふたりを引っぱって登るイメージを描いていた僕でした。ですが、想定よりずっと早い段階から、彼らの手を引くことになり…。
Nちゃん、中盤以降は肩で息を始めて、終盤には30秒~1分毎に「つかれた!」・「休憩したい!」を連呼する感じ。
終盤に差し掛かった頃にちょうど12時を迎え、どこかでチャイムが鳴るのが聞こえたのですが、それを聞いたNちゃん、とっさに出た言葉が「チャイムが鳴ったから、もう帰らなくっちゃ!」でした(笑)。切実さが伝わってきますね。
そんなNちゃん含め、デビュー組4人それぞれが、時には顔を歪めながらがんばって、無事に登頂できました。
登頂時にはそれぞれ、満足感に溢れたいい顔をしていましたよ!
そして、子どもはちょっと休むと元気になるもの。しばらくすると山頂を走りまわっていました(笑)。
(↑休憩しながら、沢遊びをしているところ。)
(↑最後のひと登り。)
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【山頂の極上空間】
正直期待していなかったのですが、山頂空間はほぼ貸し切り!
山頂空間は決して広くはなく、普段はもっと混んでいます。どうしたのだろう?
おかげで写真のように、くつろぎの時間を過ごすことができましたよ!
(↑富士山もしっかり見えていて。この時期・時間にここまで見えるのは珍しい。)
(↑こんな感じで、ひだまりで貸し切り!)
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(↑下山開始)
(↑里に下りてきました。)
(↑登山道はここで終了。)
(↑山里を下っていきます。)
(↑バス待ちの間、やっぱり遊びます。)
(↑バスに乗って帰りました。)
最後に、今回園児のおばあさまも参加くださり、(ご自分のお孫さんだけでなく、)全体に気を配ってフォローくださったこと、書き添えておきます。
山の経験があるおばあさまだからこそのフォロー、頼もしかったです。ありがとうございます!
お読みいただきありがとうございます。
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