母との朝散歩

感覚・感情メイン

みなさまいつもありがとうございます。

《入園説明会(要予約)》
 2025年9月6日(土)・9月27日(土)の9時半から、開催いたします。
 詳しくはこちらをご覧ください。

冒頭の写真、2023年5月の景信山山頂でのもの。山頂標識の上に鎮座するHくん(当時小学1年生)。狛犬ならぬ、狛Hくん(笑)。

本日は活動写真なしにつき、何の脈絡もなく、この写真を抜擢(?)しました。

 

近所に住む母との話を少し書きます。

母は認知症を患っていますが、その進行を極力抑えながら、今まで働き続けてきました。普通に考えると働くことは難しい状態だとは思うのですが、奇跡的なご縁とバランスのおかげで。

そんな母ですが、先日手首を骨折してしまい、働けなくなってしまいました。

 

長年続けてきたルーティーンが大きく崩れる時、認知症状は容易に進行してしまいがち。

高齢ともなれば、それこそ1日動かなかっただけでも、体力は落ちてしまうもの。

新たなルーティーンを確立する意味でも、体力維持の意味でも、まずは軽い散歩だけでも、習慣化してほしいと思う僕なのでした。

ですが、この暑さで散歩もままなりません。考えた結果、朝の5:20~5:50までを散歩の時間として、僕が母を連れ出すことにしています。

その時間でしたらまださほど暑くありませんし、僕も出勤前で動けますし。

母との朝散歩、最近のトピックでもあります。

 

認知症は、意欲の低下も助長してしまいます。

そんなこともあって、母は散歩を面倒くさいと渋ることも。面倒くさいと渋る、その面では、子どもと一緒ですね。

 

ひだまり関係者の方はご存知のことと思いますが、僕のひだまりっ子への関わり方は、時にとてもスパルタ。それは母に対しても一緒。

「面倒くさい? 何言ってるの? (物忘れ外来の)先生も言っているでしょ! 『何もせずに、1日テレビを見てボーっとしていたら、一瞬でボケるよ。』、って! はいはい、散歩、行くよ!」

大切な相手だからこそ、オブラートに包まずに、ド直球で伝える。そして、散歩に引っぱって行くのでした(笑)。

日々の積み上げこそが、母のQOL(クオリティ・オブ・ライフ)の維持に不可欠だと信じているからこそなのですが。

 

お散歩自体は、とても穏やかなもの。

今の季節でしたら各所で咲いているサルスベリの花を「きれいだね~。」と感嘆して眺める。快晴の青空を眺める。お食事中の鳥さんたちを見て、「みんな一生懸命生きているんだね~。」などと話す。

ひだまりの日々の散歩と同じ。

 

僕が小さかった頃、こんな感じに母は僕を連れ出してくれたのかな。

思えば親孝行らしい親孝行はしてこなかったな。

毎瞬、できることを大切にしていきたいです。

 

お読みいただきありがとうございました。

〈給食〉

・麦ごはん ・手作りなめたけのせ冷奴 ・切り干し大根とにんじんのおみそ汁 ・小松菜と桜えびのさっと煮

〈おやつ〉

・こんぶとおかかおにぎり

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