宮沢賢治食(?)

感覚・感情メイン

みなさまいつもありがとうございます。

(↑2歳児クラスの保育・給食参観として、大町自然観察の温室へ)

1か月ぐらい前に体調を崩して、その時に「粗食・小食にせよ!」という強烈なメッセージが降りてきました。

イメージとしては、宮沢賢治の”雨ニモマケズ”。玄米と味噌と塩と少しの野菜、そんな感じ。

それ以来、自宅では基本、そんな食事が続いています。実際のところ、体調的にそのぐらいしか食べられませんでしたし、食べたくありませんでした。

その間、間食もしていませんし、あんなに好きだったコーヒーも飲んでいません。

そんなこんなで、体の内部的には、大分浄化された感覚があります。

 

粗食にしてみて、口に入れる食材の味が、前よりずっと繊細に分かるようになってきました。

”食材とちゃんと向き合わないと失礼”という気持ちがわいてきて、前よりずっとたくさん噛むようになりました。

”ながら食べ”もしなくなっています。粗食とかヴィーガンとかの問題ではなく、まずはちゃんと味わうことが最も大切に思えて。

これからのことは分かりませんが、今の感覚が続いたらいいな、と思っています。

 

体調も少しづつ上向きになってきて、”粗食”も少し緩んできています。

今日の保育・給食参観時に大町の温室を訪れた際、アボカドの樹がありました。それを見たⅬちゃんのお母さまが「娘はアボカドとチーズが入ったサラダが好きです。」、なんて話をしていました。

それを聞いて、アボカド・チーズサラダが無性に食べたくなり(笑)、終業後にアボカドをゲット。夕飯にいただきました。

「アボカド・チーズサラダは、もはや宮沢賢治食(?)ではないよな。」と思いつつも、「でも、食べたいものを食べたいし、少しの野菜っていっても、保存食よりもとれたての野菜の方がエネルギー的に高かったりするんだよなぁ。」と思ったり。

 

 

先日、卒園児のお母さまの職場でもある、松戸のハレルヤカフェを訪れました。

そこで素敵な再会もあったのですが、その話はまた機会があれば。

上の写真は、ヴィーガン対応にしてもらったプレートのもの。宮沢賢治食(?)から考えると、かなりのごちそうです。

このプレートは今まで何度も食べてきましたが、上記の感覚で改めていただいてみると、今まででダントツに美味しく感じられました。涙が出てくるぐらい。

そして素直に思ったのでした。「こんなに美味しいヴィーガン食があるのならば、料理を勉強して厨房に立ってもいいよなぁ。」、と。

「やっぱり心と体が素直に『おいしい』と喜ぶものを食べたいよなぁ。」、と。

料理の勉強とはまた違いますが、野菜を美味しくいただくひとつの手段として、”ぬか床を導入してぬか漬けをつくる宣言(?)”を妻にしたのでした。

 

終業後は、ちょうど1年前に仕込んだ味噌の開封。

夏場は園の2階、40℃近い気温の中での熟成でしたが、お陰さまでカビが発生することもなく、うまくできあがりました。

な~んて言っても、毎回開封の瞬間はドッキドキなんですけどね(笑)。

備蓄の大豆と麹屋さんに足を運んで入手した麹を使っての手前みそ。びっくりするぐらい美味しくて、「やっぱり手作りっていいよな。」と思うのでした。

 

お読みいただきありがとうございました。

〈給食参観献立〉

・五分つきごはん ・豆腐とにらのさっと煮(玉ねぎ・桜えび) ・小松菜・えのき・玉ねぎのおみそ汁 ・にんじんのナムル

〈おやつ〉

・こんぶとおかかおにぎり

コメント

タイトルとURLをコピーしました