みなさまいつもありがとうございます。
(↑香取神宮参道にある”和茶房うの”さん。訪問時に開いていれば、基本入るお店です。)

この記事で認知症の母の近況を少し書きましたが、彼女、分離感が強いと改めて感じます。
ひとりでいることがともかく寂しい。その気持ちがかなりのレベルに膨れ上がっています。
認知症の症状で思考能力などが衰え、その人本来の姿がより分かりやすく表出してくる感じがしています。
”ひとりでいることがともかく寂しい”と書きましたが、かと言って、僕と一緒にいれば解決する問題でもなさそうです。
僕も一緒にいた時には、今度は先々のスケジュールの心配ばかりする母。「せっかく会っているのだから、もっと今を楽しもうよ。」、と伝えても響きません。
”先々のスケジュールの心配”、彼女の性格によるところもあるでしょう。思考能力が衰え、本人も歯がゆい気持ちがいっぱいなのでしょう。
ですが、それらを差し引いても、彼女の心が”今・ココ”にないことが極めて多いです。それは彼女が元々持つ分離感の強さから来るものに思えます。
彼女自身の問題なので、根本解決は極めて難しくも思えます。
☆
前述の記事にも書きましたが、僕から見る彼女の姿は、僕自身の課題を投影してくれているのだと思っています。
分離感、これが強い以上は、どこに行っても・何をしていても、不安が消えることはないのだろうなぁ。
「ひだまりのまぁるいコミュニティには、”離れていてもつながっている感覚”があります。」、とよくお伝えしています。
こうした感覚がもう少し強ければ、たとえ思考能力が衰えても、もう少し笑っていられるように思えるのだけどなぁ。
分離感が強い世界は、やっぱりつらいなぁ。
母の持つエネルギーにチャンネルを合わせて、どこまでも彼女に寄り添う。これも親孝行の形かも知れません。
ですが、彼女から学び・彼女に感謝して先に進むこともまた、親孝行の形だと思います。
先へ進もう。冬至を迎えて、そんなことを想います。
お読みいただきありがとうございました。
〈12月19日の給食〉

・枝豆ごはん ・油あげとキャベツの煮物 ・大根とキャベツのおみそ汁
〈おやつ〉

・こんぶとおかかおにぎり


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