メリハリを保ちながら、卒園児が自分を出してくれたように思う(卒園式)

感覚・感情メイン

みなさまいつもありがとうございます。

(↑冒頭の写真は、昨日19日の”お別れ会”のひとこま)

本日20日(祝)、卒園児とご家族・職員さんの参加で、卒園式を行うことができました。

色々と”おかげさま”です。ありがとうございました。

 

卒園式は正味70分かかりました。

その間、卒園児は着席していることが大半。しかも、みんなに見つめられて緊張しながら。これは幼児にとって本当に大変なこと。

彼らもさすがに終始緊張を保てたわけではありませんが、集中と脱力のメリハリはちゃんとありました。やる時はちゃんとやって、彼らが(主役として)自分を出してくれたように感じています。

 

小学校教諭をされるお母さまから、「すごいですね。自分の担任クラスが70分間座り続けられるイメージが浮かびません(笑)。」、とのコメントをいただきました。

座り続けること自体もすごいのですが、それ以上に、”一定のメリハリを保ちながら、彼らが自分を出してくれたこと”を僕は嬉しく思っております。

(↑式が終わった後のお茶会のひとこま)

 

卒園式で”メリハリを保って、自分をだしてくれた話”を書きましたが、前日のお別れ会ではその面で今一つの感がありました。

(それは決して悪いこととは考えてはいませんが。どんな子でも調子の波はありますし、卒園児・在園児の色々な状況が影響し合って、時に彼らの集中力が削がれてしまう時もあります。)

随所に色々な子の光る一面をたくさん見た会でもありました。ですが、司会をしていた僕にとっては、全体の雰囲気づくりの面で、もどかしさを感じつつでもありました。

 

その後の職員ミーティングで、僕が感じた本音を職員さんにそのまま伝えました。

そして、卒園式では全体のメリハリを保ちたいこと、卒園児には集中力を保った上で楽しんでほしいこと、ひだまり生活の締めくくりにしてほしいこと、そんな僕の想いを伝えました。

職員さんに協力してもらうためにも、まずは僕の気持ちを正直に話す。やっぱりここがスタート。

 

その後、”一夜漬け”ではできることが限られますが、卒園児たちを集めて、卒園式とはどういうものかを改めて説明したり、僕の想いについても伝えました。

卒園の歌(「手をつなごう」)も彼らの表現の場だと思いますし、新たな気持ちで練習もしました。

また、卒園式での卒園児の”席順”も変更しました。通常は”誕生日順”なのですが、「どの順番に座って・どの順番に卒園証書授与や発表をするのが彼らにとって流れが良いか」を僕なりに考えた配置としました。これも始めての試み。

僕から卒園児に伝えるメッセージも再度煮詰めました。

 

そうして迎えた卒園式本番。冒頭に書いた感じになりましたので、本当にありがたく、”おかげさま”だと思いました。

 

卒園式後のお茶会が進むと、子どもたち、園庭に出て駆けまわり始めました。とっても楽しそう。

僕も開放感から、礼服・革靴のまま、悪ノリで卒園児Kくんを全力で追いかけ回します。

その途端、革靴のグリップ力は運動靴とは違ったようで、コーナーで豪快に”すっ転んで”しまいました…。

両腕を後ろ側に伸ばした、ナルト走り?・ソニック走り?・アラレちゃん走り? をしていた僕。受け身がうまく取れず、あごを擦りむき、両手の”こう”を豪快に擦りむき、普通に血を流すのでした…。礼服も砂で真っ白…。なんともお恥ずかしい状態に…。

  

そんなこともありましたが、色々と嬉しかったです。

卒園児・ご家族のみなさま、おめでとうございます!

お読みいただきありがとうございます。

 

〈19日の給食〉

・お赤飯 ・お吸い物(ほうれん草・わかめ・かまぼこ・てまりふ) ・ちくわの磯部揚げ ・トマトと枝豆のナムル

〈おやつ〉

・きなことごままぶしおにぎり

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