”どろけい”にまつわるエトセトラ(後)

感覚・感情メイン

みなさまいつもありがとうございます。(冒頭の写真は、今日の園庭。バッタ探し中。)

(↑”どろけい”中のひとこま。)

 

昨日の記事の続きです。(昨日は”どろけい”をやることになった背景的な所まででした。)

 

「”どろけい”をやりたいです。」、M先生は言いました。

「”どろけい”をやるということは、ルールを教えながらしっかりめにやることになるよね。そんな感じでいいの?」、と確認をする僕。

彼女のやりたい”どろけい”のイメージは、僕と大きくズレてはいませんでした。

「それなら、お出かけ先は、鎌ケ谷市民の森でいいよね?」

鎌ケ谷市民の森の入り口付近、広大なキャンプ場スペースを贅沢に使って”どろけい”をやるのが、ひだまりの定番です。

僕も俄然、やる気になってきました。 

 

子どもたちには、「今日は鎌ケ谷市民の森へ行きます!」と伝え、意気揚々とバスを運転する僕。

現地の駐車場に着きました。ですが、バスの中からキャンプ場スペースを眺めると、その中央付近で、おじさまがソロキャンしていました。テーブルが設置されて、何やら料理をしている様子。

・・・

これでは”どろけい”をするのは難しそう…。キャンプ場に人がいるなんて、10回に1回もないことなのに…。

M先生も僕も、かなりガッカリです。

どうする? この場所で別の遊びをしようか? ですが、彼女も僕も、完全に「”どろけい”腹(?)」。比較的閉鎖空間の森の中で遊ぶことが、どうもしっくりときません。

結局、(もう少し開放空間のある)貝柄山公園まで足を伸ばすことにして、バスを再出発させました。

 

バスの再出発に驚いたのは、子どもたち。事前に鎌ケ谷市民の森へ行くことを発表していましたので。

「どうしてここで遊ばないの?」、M先生に聞く子どもたち。彼女は思わず、「人がいたから!」と答えていました(笑)。

これには子どもたち、きょとんとしていました(笑)。子どもたちは”どろけい”の予定も知りませんし、”人がいた”と”ここで遊ばない”は頭の中でつながりません。ですが、僕には彼女の気持ち、よ~く分かりましたけどね。

 

そして貝柄山公園へ。

なりゆきでここへ来てしまいましたが、貝柄山公園で”どろけい”をやるのに適切なフィールドはないと思っていました。

先日のリレーの時もそうでしたが、適切なフィールドが設定できるかで、子どもの集中度は変わってきます。今日は意思を入れて”どろけい”をやる訳ですし、フィールド設定が活動の成否を決めると言っても、過言ではありません。

もう少し軽く”変わり鬼”でもやるか? でも、「”どろけい”腹(?)」なんだよなぁ…。

そう思いながら現地を歩いていると、見つけてしまいました! 今日のメンバーで”どろけい”をやるのに最適な場所を!

 

フィールドの四隅が、遊歩道脇の縁石に囲まれていて、子どもたちにも視覚的に分かりやすい。

鎌ケ谷市民の森と比べて、フィールドが広すぎないのもいい。今の子どもたちの人数とレベルだと、広すぎるとゲームがダレるので。

植え込みや木などの障害物が適度にあるのもイメージ通り。チーム戦である”どろけい”には、適度な障害物は欠かせない。

そして、上の写真のように、銅像の土台となる円形スペースが「牢屋」に最適。

フィールド内に誰も人はおらず、今後も来そうにない。

こんな場所があるんだぁ。遊びへの嗅覚には自信がありますが、面目躍如です(笑)。

 

そして、子どもも大人も大満足な”どろけい”の時間となりました。

といっても、今のメンバーで初めての”どろけい”ですので、ゲーム性の面ではこれからですけど。

 

今後はこうした集団ゲームも適度に取り入れつつも、基本はまだまだ土台づくりの時期だと思っていますので、ゆっくりペースで丁寧に過ごすことは継続していく予定です。

お読みいただきありがとうございます。

(↑今日の園庭)

(↑里芋も発芽しています。)

(↑枝豆の種まき中)

〈給食〉

・五分つきごはん ・豆腐とえのき・玉ねぎの煮物 ・なすと玉ねぎのおみそ汁 ・ピーマンとじゃこの甘辛炒め

〈おやつ〉

・にんじんとすりごまのおにぎり

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